▶ 法人形態のちがい

営利法人は「株式会社」「合同会社」、非営利法人は「一般社団法人」「一般財団法人」「NPO法人」についてご紹介します!

株式会社

株式を発行し、投資家から集めたお金で事業を運営します。
投資家は保有株数によって一定の権利は与えられますが、
基本的に経営者が事業を行っていきます。

【メリット 】
 ●多くの人からの出資が受けやすい
 ●節税しやすい
 ●社会的に信用度が高い
【デメリット】
 ●設立に費用がかかる
 ●法人住民税がかかる(利益の有無は関係なし)
 ●社会保険や税務関係の手続が複雑
 ●決算公告の義務あり

合同会社

株式会社とは異なり、出資者と経営者が同一の事業形態です。

【メリット】
 ●設立費用・ランニングコストが抑えられる
下表:設立にかかる費用の例

合同会社株式会社
定款用収入印紙代40,000円
※電子定款では不要
40,000円
※電子定款では不要
定款の謄本手数料0円約2,000円
定款の認証料
(証人に支払う手数料)
なし50,000円
登録免許税60,000円
または資本金額×0.7%
のうち高いほう
150,000円
または資本金額×0.7%
のうち高いほう
合計約100,000円~約250,000円~

 ●法人の節税メリット大
 ●経営の自由度高い
 ●意思決定のスピード感が早い
 ●出資者全員が有限責任社員
【デメリット】
 ●2006年の会社法改正により生まれた新形態のため、認知度が低い
 ●資金調達の方法が限られる
 ●上場不可
 ●社員が一人一票の議決権を持つため、対立する可能性がある

一般社団法人

ある共通の目的を持った「人」が集い、法的に権利を与えられた法人です。この権利とは、法人名義で契約をしたり、銀行口座を作ったり、財産を持ったりすることを指します。「人」がメインの法人ですので、設立の際にお金を出資する必要はありません。

一般財団法人

企業や個人から提供された「財産」を活用するため、その財産を維持・運用していくことを目的とする法人です。「財産」がメインの法人ですので、設立の際に必ず300万円以上の財産を拠出する必要があります。設立後は理事に運営を任せ、財産を維持・運用していくケースが多いです。

NPO法人

社団法人の一種として、NPO法に基づいて都道府県または指定都市の認証を受けて設立された法人です。NPO法人は、正式名称「特定非営利活動法人」といいます。
▶ 特定非営利活動とは
 ①法が定める20種類の分野に当てはまること
 ②不特定かつ多数のものの利益の増進に寄与すること
を目的とする活動を指します。

NPOでいう「非営利」とは、利益の分配をしないという意味になります。
そのため、事業収入を得ることや職員が給料をもらうこと自体は可能です。
事業収入を得た場合、会員や理事に配ることはできないので、次の期に繰越したり、社会貢献に活かすために使用することができます。

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